紅葉シーズンの平等院へ鳳凰堂を見に行ってきました。

急に涼しくなってきたと思っていたらいつの間にか10月も半ばでした。もう夏も終わって秋ですね。秋と言えば紅葉です。そろそろ紅葉シーズンの旅行の計画をたて始める時期ではないでしょうか？決して去年書きかけで放置していた旅行記事をアップするタイミングを図っていた訳ではありませんよ？そんな訳で紅葉シーズン真っ只中の3連休に宇治の「平等院」へ行った話です。

平等院鳳凰堂というのは10円玉の裏のアレですよ。

「平等院鳳凰堂」って名前くらいは誰しも聞いたことがあると思いますがアレですよ。10円玉の裏に描かれているやつです。宇治へ行くことは京都へ向かう車内で決定し、平等院へ寄ることは宇治川散策中に決定するという行き当たりばったりで寄ったので全然下調べしていなくて、この記事を書いている時に知ったのですが「世界遺産」だったのですね！どうりでなにもかも金がかかってるなと思いました。

ちなみに屋根の上にある鳳凰は1万円札の裏にもでっかく描かれています。平等院やるな！

出だしから金の話ばかりで申し訳ありません、、、

紅葉シーズン3連休初日！混雑ぶりは？

紅葉シーズン3連休初日(と言ってもちょっと紅葉には早かったのですが)の昼過ぎと混雑が予想される日程でしたが、それほど混雑しているわけではありませんでした。拝観料を払って入門するのも多少列がありましたが10分もかかりませんでした。

一番人が多いのは鳳凰堂の写真が撮れる正面の広場ですが、それでもこの程度です。

トイレも並ぶようなことはありませんでした。

ただし鳳凰堂の中に入るのは1時間半待ちでした。鳳凰堂の中には1053年に作られた阿弥陀如来坐像が安置されているそうです。1000年近く前のものってすごいです。庭園の入場に払った拝観料とは別に300円必要です。ちなみに拝観料は大人600円です。世界遺産なのに安いですね。
拝観案内 – 平等院

所要時間はそれほど必要ありません。

園内はそれほど広いわけではなく、写真を撮りながらかなりゆっくりまわりましたが滞在時間は50分ほどでした。

メチャ綺麗な庭園と、思ったより紅くない鳳凰堂

ほんの数年前に大改修されているようですが、それでも1000年近く前の建物が見られるのは流石世界遺産といったところです。思ったより赤くないんですね。どうでも良いのですが「鳳凰堂」って英語表記は「Phoenix Hall」なんです。厨二病の古傷が疼きます(笑)

庭園は物凄く整備されていて綺麗です。

トイレの水場ですら風情溢れています。

紅葉シーズンから多少外れても大丈夫

今回訪れたのは去年の11月の3連休。紅葉にはちょっと早くて周りの山々は全然緑色でした。

しかしこういった有名観光地は土壌から管理されていて多少時期を外しても美しい紅葉を見ることができるようにしているそうです。平等院もエアブラシで塗ったのではないか？と思うくらい綺麗に紅葉していました。

平等院の駐車場は？

私たちはたまたま宇治川の対岸のコインパーキングが空いていたのでそこに停めてしまいましたが、平等院の南側に合計で250台分くらいの駐車場があります。周辺のコインパーキングは15分とか30分で300円のような感じでかなり割高ですが、この平等院南側の駐車場は1回700円と良心価格です。平等院内の人の感じから鑑みると250台だと駐車できるかは微妙かもしれませんが、できればここに駐車したいところです。

平等院の周りの雰囲気も素晴らしいので散策おすすめ

平等院のすぐ脇の宇治川やその周辺はとても雰囲気がよくて散策におすすめです。橋を渡った宇治川の対岸には、これまた世界文化遺産の宇治上神社があります。こぢんまりとした神社ですが、宇治上神社も1000年以上の歴史があるそうです。

宇治川には風情のある遊覧船があります。暖かい時期は良さそうですね。夏季は鵜飼いを間近に見られるそうです。暗所に強いフルサイズカメラを手に入れることができたら鵜飼いの写真撮りにいきたいです。所要時間15～20分で500円ですので気軽に乗れます。
宇治川遊覧船 – じゃらんnet

平等院や宇治川近辺には宇治らしくお茶屋さんがたくさんあります。もう寒い時期ですが抹茶ソフトクリームを食べました。アイスを舐めながら散策するのは観光に来た！という感じがして好きです。

宇治は京都駅から車でも電車でも30分ほどですので京都観光の一部に組み込む事もできます。平等院と宇治川の散策などで大体半日くらいの日程で良いと思います。宇治川周辺の雰囲気も良いですし、平等院は「10円玉の裏のアレ」という話のネタにもなりますのでおすすめです。京都市内のようにたくさん見どころが詰まっている訳ではありませんので、ガツガツ観光地をめぐる感じではありませんが、のんびりまったりするには良いところだと思います。

ではまた！

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