これは革命かもしれないぞ！オリンパスの次期フラッグシップ「OM-D E-M1 MarkII」

フォトキナ2016でAF追従で毎秒18コマ連写、121点クロスセンサーの像面位相差AFと驚きの高性能ぶりで発表された「OM-D E-M1 MarkII」ですが、正直「フォーサーズで24万円ｗｗｗ」とあまり気にしていなかったのですが、驚愕の噂(?)が聞こえてきています。

驚愕の手ぶれ補正！これが事実なら革命的！！

Olympus OM-D E-M1 Mark II Review – simplyROBIN

この写真「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」で撮られたものだそうです。10倍近い便利ズームにしては綺麗だけど、夜景をスローシャッターで撮ればこのくらいの写真は撮れるよね。とか思って見ていたのですが、なんと三脚を使わず手持ちのシャッター速度5秒で撮ったものだそうです。カメラの事を少しでも知っていればこれがどんなに凄い事かわかると思います。

手元のカメラで手ぶれ補正をONにしてシャッタースピード5秒で手持ち撮影してみました。

こんな感じにブレブレになります。人間の体は5秒間も静止できるようにはできていませんし、カメラの手ぶれ補正も焦点距離によりますが頑張っても1/10秒とかが限界です。ちなみに三脚を使って同じ条件で撮ればこの通り。

夜景などはそれほど良いカメラでなくても、三脚を使って数秒間のシャッタースピードで撮れば大抵綺麗に撮れるものですが、特に混雑する観光地などは三脚が禁止となっている所が多々あります。清水寺の夜間参拝でも三脚禁止でしたので手すりに置いたり、ノイズが目立つのを覚悟でISO感度を上げたりと苦労しました。しかしこのE-M1の手ぶれ補正の性能が本当であれば、文字通り今まで撮れなかった写真が撮れる事になります。

オリンパスE-M1 Mark2と12～100mmF4ISズームの組み合わせで手持ち撮影。12mm側だが2秒ぐらいなら鼻歌で撮ってぶれない。カラダを壁などに寄りかかりながらなら8秒～10秒でも（成功確率は低くはなるが）ぶれのほとんど目立たない写真が撮れた。自分でも信じられないね。 pic.twitter.com/PpEcWuGhFG

? 田中希美男 (@thisistanaka) 2016年11月6日

こちらのツイートではシャッタースピード2秒なら鼻歌と紹介されています。マジで凄い。本当に革命的だと思います。

価格も凄いけどその価値はある！

《本日の散歩カメラ》
オリンパス・E-M1 Mark2＋ M.ZUIKO DIGITAL ED12～100mmF4.0 IS PRO
ボディ22万円、レンズ17.5万円（メーカー希望価格、税抜き）。他のカメラとレンズではゼッタイに撮れない写真が、このカメラとレンズでは撮れる。 pic.twitter.com/5ZCnpNVcdE

? 田中希美男 (@thisistanaka) 2016年11月5日

価格は税込でボディが24万円弱、レンズが19万円弱とフルサイズミラーレスのα7II＋ツァイスレンズが買えてしまう価格ですし、フォーサーズのイメージセンサーはAPS-Cやフルサイズよりもかなり小さいセンサーですが、小さいセンサーだからこそ強力な手ぶれ補正を実装できたのか、それとも近い将来に他社のAPS-Cやフルサイズでも同等の手ブレ補正が可能になるのかは気になるところです。

E-M1の数秒露光で撮った写真と、フルサイズカメラでISO感度を上げて撮った写真と撮り比べしてみたいですね。オリンパス、正直舐めてました。ごめんなさい。

ではまた！

Source : オリンパス CAMEOTA.com

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