Fire TV Stick 4K Maxの消費電力を計測し、それに基づいて電気代を計算してみましたので紹介したいと思います。昨今の電気代高騰で、長時間使用する機器の電気代は気になりますよね。。。
電気料金は毎月高騰していっていますが、政府の補助が入り少し軽減されています。いつまで続くのかはわかりませんが。とりあえず、2月の1kWhあたり燃料費調整込みで38円で計算しています。
ちなみに、付属するUSB電源アダプタは5Wまでの出力に対応しています。もちろんスマホの充電もできますが、いわゆる急速充電ではありませんので、充電速度はそれなりです。つまり、Fire TV Stick 4K Maxは最大でもスマホをゆっくり充電するくらいの電力しか消費しないということです(実際には下のようにスマホの充電よりも全然低い消費電力です)
Fire TV Stick 4K Maxのスリープ中の消費電力
まずはスリープ中の待機電力です。
スリープ中はだいたい0.6〜0.7Wで、たまに1Wくらいまで上がる感じです。1時間あたり0.02円、24時間で0.48円、30日で14.4円です。無視して良い数値ですね。
Fire TV Stick 4K Maxの映像再生中の消費電力や電気代
次に各コンテンツの再生時の消費電力です。
プライムビデオ(2K) | 1.2~1.5W |
---|---|
プライムビデオ(4K) | 1.2~1.5W |
YouTube(2K) | 1.2~1.5W |
YouTube(4K) | 1.3~1.8W |
ABEMA TV | 1.0~1.3W |
TVer | 1.0~1.3W |
消費電力は常に0.3Wから0.5Wくらいの幅で変化していて、たまに1Wくらい高い数値が一瞬見えるような感じです。振れ幅があるので目安で見て頂きたいのですが、どのコンテンツも1W台前半で再生されています。YouTubeの4K映像だけ少し消費電力が高めですが、とは言ってもほんのコンマ数Wの話ですので誤差範囲ですね。
NetflixやDAZNなどの有料配信サービスは契約していませんので未調査ですが、コンテンツの再生時の電力にはほとんど変化が見られませんので同等と考えて良いでしょう。
振れ幅がありますが、多めに見積もって1.5Wで計算しても、1時間あたり0.06円、1日3時間再生するとして1日0.18円、30日でも5.4円です。今は電気代の変動が激しくて、電気代を計算するのは難しいのが実情なのですが、Fire TV Stickの電気代はいずれにしても全く無視して良いレベルの金額ですね。こんな消費電力で4K映像が再生できるものなのですね。驚きの省電力です。ちなみに小さなLED電球でも4Wとかは電力を消費します。