だそうです。iPhone 6ssで良かったのではないでしょうか。今のAppleはデザイナー不在なのでしょうか？遂に旧型と同じデザインで新しいナンバリングのiPhoneが登場しました。史上最高の「iPhone 7」の登場です。
事前情報で既にトーンダウンしていたので、意外とみんな冷静に捉えている感じでしょうか。
イベント自体も史上最高に冷えていましたよね。
「片手でプレイできるスーパーマリオ！！！(課金あり)」(あ、はい)
「Apple WatchにポケモンGoがくる！！！」(年内リリースってその頃にはブーム終わってない？)
序盤の車を運転しているビデオ流しているところなんか「お！CarPlayに新たな動きが？まさか噂のAppleCarか！？」と思ったらなんかどうでも良い寸劇でした。
こんな感じでも翌日のメディアはAppleのイベント一色になったり任天堂の株が爆上げしたりするのは流石Appleといったところなのでしょうか。私もなんだかんだ言いながらこの記事書いてる訳ですしね。
最高にダサいと評判のiPhone 6と同じデザイン？
と思ったら、実はDラインが1辺なくなってDではなくなっているのですね。確かにこれならばiPhone 6よりはかなりマシです。でもDラインの残りの部分もボディ同色にした方が良かったのではないでしょうか。特にゴールドとローズゴールドは見るに耐えません。ブラックは完全に溶けこんでいて良いじゃないですか。
カメラの出っ張りは相変わらずダサいですね。しかも一体整形になったことでなんかキモい感じに。ところが当のAppleは「これがカッコいい」ということにしたいのかキービジュアル的な画像はこのカメラ部分がドアップになっていて「これが、7。」とドヤ顔です。
ぶっちゃけケース付けちゃえばケースの厚みで丁度フラットになって良いのではと思いますが、iPhoneってほら、ケースとかつけると信者に怒られるじゃないですか(笑)
確かに実物を見るとそれほど揶揄することもない高級感を感じるデザインなのですが、もう無難過ぎるのですよね。ここらへんでなにか新しい提案が欲しいものです。全面液晶とかは無理でも現実的なところでせめて左右ベゼルレスくらいは、、
そう来たかのデュアルカメラ
「iPhone 7 Plus」のデュアルカメラは最初ぱっと見た時にはHuawei P9の真似かと思いましたが、まさか左右で画角が異なるとは。写真を綺麗に撮れるかどうかは非常に多くの要素があるのですが、乱暴に言ってしまえばレンズと映像を捉えるイメージセンサーのサイズで決まります。コンパクトデジカメのイメージセンサーはミラーレスカメラや一眼レフカメラに比べると非常に小さいサイズですが、最近のスマホはコンパクトデジカメと同じサイズのイメージセンサーを搭載しています。つまりレンズがあまり物をいわないような状況では最近のスマホのカメラはコンパクトデジカメと遜色ない写真が撮れていました。
しかし複数枚のレンズの距離を調節してズームするのは流石にスマホのボディでは難しかったのですが、iPhone 7 Plusでは画角の異なる２つのレンズを別々のカメラに搭載してしまった訳です。もっともこの方式ではコンパクトデジカメのように好きな画角にズームする事はできませんし、レンズの大きさと言うのは望遠倍率だけではなく写真の綺麗さそのものにも影響しますので、これをもって「スマホがコンパクトデジカメに負けない」と言うのは早計だとは思います。
とはいえデュアルカメラの2枚の画像の差から被写体の相対距離が計測出来るため、オートフォーカスに利用できたり、遠くをデジタル的にボカす事でソレっぽい写真を作り出すことはできます。なかなか素晴らしいアイデアだと思います。
また、iPhone 7 PlusだけではなくiPhone 7も手ぶれ補正が光学式になっている点も見逃せません。カメラに関してはiPhone 7は相当な進化を遂げたといって差し支え無いでしょう。
なぜイヤホンジャックを廃止したのか？
一説には「カメラが大きくなったから」と言われていますが位置全然違うじゃないですか。なんでイヤホンジャックなくしたのでしょう？これでボディが薄くなっていたら更なる薄型化の為にとか思いますが。大体Lightningコネクタにイヤホン挿したら充電しながら音楽聞けないじゃないですか。bluetoothイヤホン？アップル共同創業者ウォズニアック氏のありがたいお言葉をどうぞ。あ、私はbluetoothイヤホン使ってますけどね(笑)
そうだ！iPhone 8にはLightningコネクタを2つ付けましょう！、、、いやいや現実的にはLightning Hubですかね。でもLightningコネクタって華奢な感じですけどヘッドフォンジャックアダプタをつけっぱなしにしていて耐久性大丈夫なのでしょうか？
9/11追記
早速belkinからHub的な「Lightningコネクタで充電ケーブルとイヤホンを同時に接続できるアダプタ」を発表していました。早い！まだAmazonにはラインナップされていないようですが、技術的に可能なことが証明されれば、すぐにこの手の商品は溢れかえることでしょう。でもたぶんLightningコネクタ破損するので、ここは素直にAppleの言うとおりにbluetoothイヤホンをおすすめします。ですがApple純正のアクセサリーはボリ少々良いお値段しますので、個人的にはこのクラスでは音質的に１万円弱くらいのSONYの製品を購入しておけば間違いはないと思います。
SONY カナル型ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリング Bluetooth対応 リモコン・マイク付 ブラック MDR-EX31BN/B
売り上げランキング: 1,996
なぜか急に日本びいき？
一般には「おサイフケータイ」などとよく言われていますが、これはSONYが開発したFeliCaチップを搭載した携帯電話をドコモなどが勝手にそう呼んでいるだけです。NFCと言うのは世界共通の通信規格で、その規格を拡張してソニーが開発・実装したのがFeliCaチップです。さらにそのFeliCaチップを利用するサービスがSuicaや楽天Edyです。NFCはグローバルなものなので、各社のグローバル版スマホには搭載されてきましたが、FeliCaは日本くらいでしか普及していないためグローバルモデルには搭載されませんでした。iPhoneも例外ではありません。というかiPhoneは特にこの「グローバルである」という所に重きを置いてきました。ところがiPhone 7では突如としてFeliCaを搭載する事になりました。つまりiPhoneでSuicaも楽天EdyもドコモのIDさえも使える事になります(楽天Edyはローンチのタイミングでは対応していないようです。でも直ぐに対応するでしょう)
更に日本人は大好きなのにグローバルモデルではガン無視される防水にも対応してきました。個人的には風呂入るときくらいスマホから離れろよと思いますが、、、とにかくiPhone 7はあからさまに日本に合わせた仕様になっています。
急にどうしたのでしょうね。孤高なAppleが好きな信者の方々からは「Appleらしくない」と総スカンを食らいそうですが、より一般人をターゲットにということなのでしょうか。これってグローバル仕様なんでしょうかね？それとも日本用にカスタマイズしたのでしょうか？他国にもローカル版があったりするのでしょうか？色々興味がわきます。日本用にカスタマイズされたローカル版のようです。
基本性能もかなり向上
AppleいわくiPhone 7に搭載されているCPUのA10 Fusionは、iPhone 6(6sじゃない所が笑)の2倍のパフォーマンス・５分の１の消費電力だそうです。特に電力の部分はにわかに信じがたいところですが、それくらい大幅なパフォーマンスアップを果たしているということです。バッテリー駆動時間も1～2時間程度伸びているとのことです。
あとがき
冒頭でiPhone 6ssとか書きましたが、内容を見ていくと確かに「史上最高のiPhone」なのです。アピールの仕方はどうかと思いますが基本性能も大きく向上していますし、カメラも新しいアイデアが盛り込まれていてスマホカメラの限界を一つ超えています。私もSIMフリーのグローバル版スマホを使っていてFeliCaだけは欲しいと思っていますし、防水も多くの人にとって喜ばしいことでしょう。恩恵を受けるのは日本人限定の部分もありますが、今までのiPhoneのモデルチェンジの中でも最も大きなアップデートではないかと思えるくらいです。ただAppleが好きな人は単に高性能を求める訳ではなく、そこに流れる思想やクールさのようなものを求めていると思いますので、なんでもかんでも対応すれば良いと言うわけでもない気もします。それになぜここまでしてデザインだけそのままなのか理解に苦しみます。これで新しくてクールなデザインであれば胸をはって「iPhone 7」だったと思うのですが。単体でみれば良いスマホだと思うのですけど。
既に予約中で16日から出荷だそうです。お値段はiPhone 7が72,800円(税別)から、iPhone 7 Plusが85,000円(税別)からです。iPhone 6の発売時よりもそれぞれ5,000円くらい値上がりですかね。。。
ではまた！
Source : Apple
 |
3年ぶりにフルモデルチェンジ！狭額縁ベゼルでiPhone X登場！でもイマイチだと思う3つの理由 |
 |
あれれ？本当に5.8インチ？iPhone Xの液晶ってなんか小さくないですか？ |
 |
Raspberry PiにSambaをセットアップ！NASは実用レベルで使えるか？ |
